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SHIMA DENIM × momiji

SHIMA DENIM × momiji

◆ SHIMA DENIMとmomijiのコラボレーションのきっかけ

松山さん)SHIMA DENIMは捨てざるを得ない素材資源を無駄にせず、いいものづくりをしようとしていて、momijiとテーマが似てると思っています。元は、エシカルディレクターの坂口真生さんから紹介していただき、そのことを教えてもらい、ぜひ一緒に!っていう話で始まりました。


◆ SHIMA DENIMの活動のきっかけ

山本社長)前職から沖縄の観光や地域に繋がりのある仕事で、従来から地域創生を仕事にしたいと思っていました。観光地って経済効果を生み出すことが非常に重要なので、人を集客することが大切なんですけど、ただ観光だけで経済効果を起こすのではなく地域自体を創生することが非常に重要だと思っていました。この沖縄という地域に何か新しい価値を生み出せないかと考えている中で、沖縄の名産であるサトウキビに注目しました。その中でもサトウキビの残渣であるバガスを使って何か新しいことができて、地域の経済効果だとか、産業の活性化につながったらいいなというところがきっかけです。


 momijiの活動のきっかけ

松山さん)僕がmomijiを始めたきっかけは、害獣として駆除されていく動物たちをきちんと最後まで使い切ることが大事なんじゃないかって思ってまして、肉は解体して、食肉として地域の人たちと分け合ったりと活用の仕方があるんですけど、皮に関しては活用されていない状況だったことが勿体ないと思ったからなんです。目の前に皮はあるのに、海外からレザーを仕入れることをしていたら、日本の鞣しの技術みたいなものも無くなってしまいますし。結局、資源を利用しなくなると、職を失う可能性が出てくると思うんです。ですので、自分たちの国である日本で、衣食住のライフスタイルを自分たちでできることは自分たちでできるようにPRしたいと思っているんです。


SHIMA DENIMの活動を通じて表現したいこと



山本社長)アパレル産業も海外へ生産拠点が移っていった一方で、もともと産業に従事していた地域の人々は残っています。国内での産業が衰退する中で、アップサイクルで一つの製品を生み出すことにより、他にも波及して全体的によりよい方向に向かっている流れを生み出すことを意識しています。SHIMA DENIMは素材をアップサイクルさせ、循環させることを目的にしているので、店舗もあってブランドも作ってはいますが、自分たちだけで独占してやるつもりはないんです同じ考え方や方向性にある方々と連携しながら、相乗効果を生み出し、大きな改善策を見出していきたいと思っています。


コラボレーションのコンセプトは?


    松山さん)僕はデニムを履きながら農作業など色んな作業をするので、動きやすくて、どんな動作にも対応してくれることがコンセプト。街にも履いていけるし、農作業にも使える。機能性とデザイン性を両立させられるモノづくりをしたいと思いながら取進めていました。


     山本社長が考えるエシカルとは?

    山本社長)一つの具体的な取組みを通じて、共感性を生み出せる考え方だと思います。製品をゼロイチで生み出せば、製品を買いたい人とつながれます。SHIMA DENIMでは製品を売るだけではなくて、その製品を通じて取組みを知ってもらうことを大切に考えています。買ってくださった方がその取組みに共感をしてくだされば、きっと色んな方に取組みを紹介してくださると考えています。

    松山さん)モノづくりをするのであればストーリーがあるべきであり、そのストーリーが共感を得ることで製品が買われるんだと思います。モノの豊かさよりも、精神的な豊かさを真剣に考えていかないといけない時代の中で、その精神的な豊かさを提供する役割をSHIMA DENIMが担っているんだと思います。


    最後に一言!



      松山さん)一つ一つの糸から拘って作っていますし、家でも、街でも、畑でも雑木林でもどこでも履いていけるジーンズをテーマにいいモノづくりをしました。ぜひお手に取って、バガスの糸を感じてもらえたらなと思います!

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